映画学で大学院留学!

大学院留学するための毎日の記録

奨学金について調べてみた!

大学院留学、資金はどうする…?

留学するにあたって、常に不安を感じるのは資金面です。
「学びたいことがある」から留学をしたいのだけど、どうやってもお金の話は切り離せません。日本ではお金の話って好まれないけど、こればっかりはしっかり現実を見ないと…(涙)イギリスの学費って高いしね…ロンドンなんかもう…。

コース選びの時から授業料や渡航費を計算して確保し、留学中は日々の生活費に加え、研究のための費用もかかることを想定して準備をしていきたい。(もちろんホリデーの旅行費用も!)

少しでも安心して学問に打ち込める環境を作るには、やっぱり資金が大事!
アルバイトで時間を潰してしまっては、せっかく留学しているのにもったいないですよね。イギリスの修士は1年ということも考えると、出来るだけ余計な心配はしたくないわけです。もちろん、今お仕事をして自分で費用は貯めていますが、奨学金をもらえるならもらいたい…!

というわけで、今回は、社会人留学でも出せる奨学金を調べてみました!
わたしはイギリス留学、人文系(映画学)留学、社会人留学なので、それをキーワードに給付型奨学金で自分が応募できそうなもの探しました。なお、イギリスの大学・大学院では大抵International Student Scholarshipのようなものがあるので、要項を満たしていれば応募しましょう(今回はリストから除外)!別途申請が必要な場合や、自動的に選考される場合など大学によってさまざまなので大学に確認しましょう。

あまんださん的奨学金応募リスト

※主な情報をまとめました。詳細は各サイトをご確認ください。
※あまんださん。調べ(2020年7月時点)

①IELTS奨学金 (British Council Japan)
奨学生予定数:
4名
応募時期:8月
応募資格:
・IELTSの成績提出を入学条件としている大学、大学院への進学
・英検協会/ブリティッシュ・カウンシルのテストセンターで受験
・IELTS OA6.0以上

②チーヴニング奨学金 (英国外務省チーヴニング奨学金
応募時期:
9月
応募資格
・2年以上の就業経験
・IELTS OA6.5以上(各セクション6.0以上)

③海外留学支援制度(大学院学位取得型)個人応募用(日本学生支援機構/JASSO)
応募時期:
9月
応募資格:
修士の場合、35歳未満
・IELTS 7.0以上

④BCJA奨学生British Council Japan Association)
奨学生予定数:
5名程度
応募時期:4〜6月
応募資格:
・英国の学術研究施設に滞在し、研究活動を行う者
・18歳以上

⑤日本人奨学金制度(伊藤国際教育交流財団)
奨学生予定数:
10名程度
応募時期:
7〜8月
応募資格:
修士課程に正規生として入学
・29歳以下が望ましい(30歳以上の場合は「今留学を希望する理由」を提出)
・日本在住であること

⑥日本人留学生奨学生(平和中島財団)
奨学生予定数:
15名
応募時期:
9〜10月
応募資格:
・IELTS7.0
・応募時に日本国内に居住する者
・博士号未取得者

⑦ロータリー財団地区補助金奨学生国際ロータリー第2580地区)
奨学生予定数:
1名
応募時期:
7〜9月
応募資格:
・応募時に国際ロータリー第2580地区内に居住もしくは本籍がある
国際ロータリー第2580地区内に所在する大学や大学院に在学、
 もしくは職場に勤務している

⑧海外留学日本人大学院生奨学金本庄国際奨学財団
奨学生予定数:3〜5名
応募時期:2〜5月
応募資格:
・海外の大学院の留学中または留学予定の者
日本国籍であること

今回、奨学金を調べてみてわかったこと。

社会人対象の奨学金は少なめ!

日本での奨学金は、日本の大学・大学院に所属していることが条件である場合が多いので、社会人はなかなか対象になるものがないかもしれません。ただし、医学理工系は奨学金の数が多いので、選択肢はもっとあると思います。文系だと音楽・芸術系は特化した奨学金もありました。JASSOは分野の指定もなく、採用人数が多いので応募しておきたい奨学金ですね。修了後に自国で働く等の条件がある奨学金もあるので、現地で働きたいと思っている場合にはもう少し幅が狭くなります。

年齢制限にひっかかる!

わたしの場合、出願時にはすでに30歳を超えているので、教育機関在籍の条件がない奨学金でも年齢でひっかかります。多いのは、25−27歳が上限でしょうか。わたしは、幾つになっても学問したいし、しても良いと思っているし、さまざま事情で進学が遅くなった人もいるだろうから、そういう人を対象にした奨学金がもう少し増えたら良いなと個人的には思いました。

もちろん若手を育てるのは大事だけれども、社会に出てから見えることもあるし、ビジネス系は社会人経験必須のことも多いですからね。それに今の日本の企業における給与や都心の生活費を考えると、自力で留学費を工面するのって大変なこともありますから。力があるのに資金面で留学を諦めざるを得ない人を救う奨学金が必要なのかもしれませんね。

実際に応募するまでは期間があるので、応募する時期になったらまたしっかり調べ直したいと思います。状況も変わっているだろうし、募集要項や金額なども変わる可能性があるので。いずれの場合でも、年齢が引っかからないといいな…笑