映画学で大学院留学!

大学院留学するための毎日の記録

修士課程Term1を終えて


お久しぶりです!あっという間にTerm1が終わりました笑 おかしいな、もっとブログ書く予定だったんだけどな…と思いつつ、今学期感じたことなどをざっと記録しておきます。

授業について

今学期の授業は週に2日。1つが必修、もう1つが選択授業です。映像研究系は意外とリーディングが多くて、週によってバラツキはありますが、各授業につき平均50-60ページくらいという感じです。加えて、pre-recorded lectureがあったり、テーマに沿った映画を見たりと動画学習もあります。

必修科目のScreen Media: History, Technology and Cultureでは、映像の歴史をたどりながら映像技術や理論について学んでいきます。当時の新聞記事を参照したり、映像鑑賞をしたり、ゲスト講師を交えながら行われる授業です。正直、映画史は苦手だし理論も苦手だけど、基礎となる部分なので思い出しながら勉強しています。

選択はCurating Film, Sharing Passionという科目を履修しています。これはFilm programming&curatingの科目です。film programmingとはなんぞや?ということから、その役割や見逃されてきた作品について考えたりしています。こちらは初めての内容なので難しいのですが、発見が多くてとても面白いです。

どちらの科目でも映画を見るので楽しそうと思われるかもしれませんが、watching for pleasureではなくfor studyなので、好きじゃない作品も見るし考えながら見るので楽しく見れないことも多いです笑 あと、みんなめちゃめちゃ映画を見てるので知識が多いです。渡英してからやっと時間が取れるようになったので、見れる時にガンガン映画を見ています!

課題について

今学期の課題は、成績に入るものが2つ、入らないものが1つでした。
Screen Mediaではまず成績に入らない2000ワードのエッセイ1本をreading week明けに提出。こちらはQuestionリストから1つ選び書くもの。成績に入らないとはいえ、フィードバックとスコアをくれるので何が足りないかなど確認することができました。そして、今1月に提出する3000ワードのエッセイを書いています笑 こちらは授業で扱ったトピックに関係することならなんでもOKで、自分でエッセイテーマ(Question)を立てて書きます。


Curating Filmは成績に入る3000ワードが1本。12月上旬に提出しました。こちらもQuestionはなく、自分が選んだ作品についてExhibition historyを追って、どのように扱われてきたかを分析し、自分ならどのように上映するかを書くもの。exhibition historyを追うのが結構大変で、Film Archiveに行ったり映画祭カタログを探したりなどした上で選び出すのが結構辛かった…たぶん成績は大丈夫だと信じています…こわい…

コースメイトについて

コースメイトは、イギリス人が中心。留学生は北米やヨーロッパ圏がほとんどです。アジア系は私のコースには、1人インド人がいます。選択科目の方では、違うコースに在籍するインドやアルゼンチンからの学生がいます。
みんな映画が好きだし、いろんな映画に興味を持っているのでたとえマイナーな作品について話しても受け入れてくれるし、自分にはない視点から映像を見ているのでとても面白いです。今まで深く映画について話せる人が周りにいなかったので、すごくワクワクするし心地よく感じます。

あと、めちゃめちゃ仲良いです笑 授業終わりにエントランスの前でずっと喋ってます笑(全員ではなく、いつメンって感じですが)そのあとに、大学のパブで飲んだりもよくします。みんな本当によく喋るので会話に入り込むのが大変な時もありますが、リスニングの練習と思って頑張って聞いています。

大学やソサエティについて

ロンドン大学の他のカレッジに比べると、人数も少なくソサエティの種類も少ないかなと感じます。でも留学生の交流は盛んだし、女性グループの活動も活発で楽しいです。コースにもよりますがSenate House Libraryも使えるし、登録すればUCLなどの施設も使えます。
難しいのはStudent Advice Centreが夕方しか開いていないなど、evening universityならでは運営がされているところでしょうか。場合によってはすごく並びます。でも、図書館も充実しているし、カフェ・バー・レストランもあるし、不便に感じることはあまりありません。どうしても働きながら学んでいる人が多いので、コースメイトと一緒に勉強したり遊んだりというのが難しい場合もありますが、それがこの大学の特徴なので理解しておく必要があります。

留学生のサポートについて

留学生のサポートが充実しているとは言えませんが、自分から問い合わせすれば結構サポートしてくれるように思います。イベントとしては、Union主催のInternational Mixer、International Student Office主催のWelcome eventがありました。前者はかなり緩めのイベントでしたが、後者は最初にwelcome speechがあってその後に交流会となっていました。International studentsのチャットグループもあるので、そこでイベント情報が共有されることもあります。

また、Global buddiesという制度もあります。これは卒業生と新入生の留学生をマッチングして、ロンドン生活や学業のサポートをする制度です。なるべく近いコースの人をマッチングさせるようにしているとのことで、私のグループは大学院で映画学専攻だった卒業生と、脚本コースの大学院生、creative writingコースの大学院生、私の4名でした。ここでもBuddiesでチャットグループを作って交流しています。興味関心が近いので楽しくお話しできています!一緒にトトロの舞台も見に行きました〜!

Academicサポートについて

オンラインや対面形式でさまざまなStudy skillセミナーが行われています。また、Moodleで過去のセミナーの動画など見ることも可能です。授業と時間が被ってしまって参加したいセミナーに参加できないことがあったので、それは残念だなと感じました…。BBKでは自学の要素が大きいように感じますが、personal tutorに相談することも可能だと思います。困った時はまずはコースのadministration officeやstudy advice centreに問い合わせすると、誰が対応してくれるか教えてくれるはずです。
また、特定の授業のことに関しては、その担当教員に相談するのが一番早いです。躊躇わずにメールなどで、どういう点で悩んでいるのかなどなるべく具体的に伝えると良いと思います。大学やコースによって規定がいろいろあると思うので、その辺りは確認しておいた方が良いです。

 

とてもざっくりですが、今学期はこんな感じです!笑
来学期は楽しみにしていたFilm Festivalの科目があるので頑張ります〜

2022年、たくさんの方にブログを読んでいただき嬉しいです。ありがとうございました!みなさんの参考になっていたら幸いです。2023年もリアルな日常をお届けしたいと思います笑 もっと更新できるように頑張りますので、よろしくお願いします!